モモジはクマの 男の子 ハツミツだいすきの 男の子 「ハツミチいっぱいたべたいな ハツミチふってこないかな」 おやすみなさいの前に いつもこう言って おやすみします 「ハツミチいっぱいたべたいな ハツミチふってこないかな」 そんな とある さむい夜のコト ・・・しん しん しん あさ 丘の上のモモジの家に ハツミチが つもっていました 「うわーい ハハハ ハツミチだぁーい こんなにいっぱい」 モモジは うれしくて うたをうたいました ♪ハツミチ♪ ♪ハツミチハラ#ペコペンペン♪ うたいおわると モモジは 「あっ いいこと かんがえたっと」 そういって ハツミチつぼに ハツミチをつめはじめました そして ウサギのミーちゃんに 会いに行くと 「あのね きょう ぼくんちに ハツミチがね いっぱい つもったの だから はい ミーちゃんにもあげるね」 と ハツミチを ミーちゃんに おすそわけしました 「でも まだまだ ハツミチ いっぱいあるよう うふ」 モモジは 鼻をくんくんして わらうと ハツミチをつめては キツネのゴンちゃんに スズメのメイちゃんに おすそわけ ハツミチをつめては タヌキのキヌちゃんに リスのコリンちゃんに おすそわけ ハツミチをつめては おすそわけ …そうしているうちに 「あ あれ ハツミチ もう なくなってる…」 モモジは まだぜんぜん ハツミチを 食べていませんでした 「まっいっか」 あたりは夕暮れ 空はハツミチをぬったような濃い黄色でした 「ハツミチいっぱいたべたいな ハツミチふってこないかな」 モモジはそれで おなかいっぱいなきもちでおやすみしました |
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